2020大阪宝くじドリーム館コンサートvol.1 終了

演奏後記

大阪宝くじドリーム館でのトワイライト・クラシック・コンサート無事に終了いたしました。

ソプラノ乗松恵美さんと「音に恋する夕暮れ〜大切な人を慕う音〜」と題してお届けいたしました。

 

通常なら4月から始まっているコンサートシリーズですが、コロナ禍で中止・延期が相次ぎ、今月から開催についての制限を設けてのスタートとです。

ステージと客席の間にはパーテーションを。

客席はお客様同士の距離を保つため、限定20名の制限つき。
入館の際には、スタッフ・演奏者・お客様全員、検温やマスク着用といった徹底ぶりです。

クラシック協会のNさん、恵美さん。仕切りがあると大画面みたいだね!と、ナーバスな状況の中でも「たのしい」を忘れない姿勢は最高です!

 

リハの様子。こんな風に見えていたのですね!

 

 

プログラムは、
・平和の祈り(プーランク)
・赤とんぼ(山田耕筰)
・中国地方の子守歌(山田耕筰)
・からたちの花(山田耕筰)
・待ちぼうけ(山田耕筰)
・鐘がなります(山田耕筰)
・この道(山田耕筰)
・さくら幻想曲(平井康三郎)Pf.solo
・月に寄せる歌(ドヴォルザーク)
・愛の挨拶(エルガー)Pf.solo
・宝石の歌(グノー)

アンコール曲は、「アメイジング・グレイス」でした。

 

本番は・・やっぱり最高!!音楽ができる幸せ!!

リハーサルの時は、恵美さんはフェイスシールド着用、わたしはマスク着用で行なっていましたが、本番のステージでお客様と過ごす大切な時間の演奏になると、全力全開の全身全霊の音で、恵美さんの圧巻の歌声に飲み込まれないようにと、わたしもいつもより増し増しで音楽を感じることができました。

これぞアンサンブルの醍醐味・・!(感涙)

 

お客様との距離は離れていて、しかも全員マスク着用が必須だったで、表情こそ見えにくいものの、みなさまのリアクションや視線からは、ちゃんと伝わっているのだという実感を持つことができました。

人数制限や様々なチェック項目がある中で、それでも聴きにきてくださる皆様というのは、本当に音楽を好きで聞くことに心を傾けてくださっている方々ばかりということなのだとおもいます。本当に心が救われる想いでした。

 

今回の滞在中は、コンサートと、そのためのリハや会合以外は全てホテルの部屋におこもりでしたが、これでもかというくらいよく寝て、そしてホテルの朝ごはんにワクワクしながら過ごしていました。

 

まだ未知のwithコロナの生活のなか、なにか一歩を踏み出すのはわたしにとってはとても勇気のいることですが、こと演奏については、演奏者同士の意識や、主催や周りのスタッフ皆々様とのコミュニケーションや信頼関係、あと知識や対策をまんべんなく駆使することで、安心できるスタイルが確立されるのかなと感じました。

これら一丸となって動いていくのは骨の折れる作業だとおもいますが、今回みんなが安心して楽しめるコンサートのために対策をこうじてくださった関係者の皆様方、そして恵美さん、ご来場いただいた皆々様、素晴らしい時間をありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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