2020春・今だからやってみること〜その2

ゆるり
根っからの超インドア派のわたしにとって、ピアノと楽譜さえあれば部屋にこもった自粛生活は全く苦ではなくて(#いくらでもできる!)、学生のころの日常を再び味わえているような感覚です。
もちろん、大人としての責任や危機感はあるので、練習以外に、今だからやりたいことにたくさん挑戦しています。
 
 
 
 
🌸今だからやってみた⑤ オンライン会議
 
先週から始まったZoomでのオンライントークイベント【聞き上手のとらおさん】を視聴しています。
先週の第1回目は「無観客コンサートのはなし」
今週の第2回目「動画配信の中身を考える」
 
約1時間ほど、この難局で様々な挑戦をしている現場の皆様の体験談や想いを聞けます。
ここでの学びと発見については、おいおいメモしていきます。
(姉妹で揃って視聴中の巻)
 
既存の価値観を基準に考えるより、新しい価値観を受け入れて、どう活用するかを考えるのがおもしろそう。
新しいものや流行っているものは、決して既存の何かを壊すものでも、否定するものでもないし、きちんと自分の中に溶け込ませることができたのなら、大切にしたい何かがそれによって失われることもないはず。
 
 
 
 
 
*
都城総合文化ホールでは、ハングアウトというアプリを使って、リモートダンスワークショップの実験をしていました。
(MJホールのFBから写真を拝借)
 
 
開催中の時間に間に合わず、WS終了後にスタッフの皆様と雑談など。
6月に都城市で予定していたアウトリーチと秋公演のミーティングが延期になったところでしたが、ミーティングの方はオンラインでやろうという話になりました。
コンサート制作の打ち合わせ会議では、在沖縄のわたしはどうしても飛行機移動になるのが普通でしたが、オンラインがノンストレスで行われる心地よさがあるのなら、今後それでいけるんじゃないかとも。
 
練習時間を確保したいわたしにとってはラッキーであり、
旅好き・人好きのわたしとしては残念でもあり、
オンラインのメリット・デメリットというよりは、たぶん、これはこれでこういうもの。なのでしょう。
 
 
 
 
🌸今だからやってみた⑥オンラインレッスン試行錯誤
 
試行錯誤は続いています。
今週に入ってようやく生徒さんとの実験をスタートさせました。まだ実験数が少ないのではっきりとした答えは出せていませんが、ひとつ感じるのは、
最適なアプリや端末・機材というのはこちらだけの問題ではなく、生徒さんの演奏環境・ネット接続環境によって最適値が変わりそう。
ということと、あとは、
生徒さんの性格や進度によっても、オンライン中継か動画交換かも違ってきそうです。
 
・・・と、そう言い始めると、対面レッスンだって同じことが言えるわけなので、たぶんこの時代のオンライン◯◯については、対面と比べての良し悪しではなくて、対面とは異なる別の選択肢として捉えた方がずっと柔軟に考えていけそう。(#今日はさっきから同じことを言っている・・)
 
演奏ツアー中で対面レッスンが出来ないときに、海を越えた会場のリハ室や、ホテルの部屋から生徒さんの演奏を応援できたら最高です。
試行錯誤は続きます!
 
 
 
 
🌸今だからやってみた⑦YouTubeマイナーチェンジ
 
すごく地味な作業なのですが、ホーム写真を挿入したり、
チャンネルのアイコンを挿入する設定に変えたり。
ひとつひとつ、学びながらの作業なので、たったこれだけに時間がかかってしまいます。
日々是勉強。
オンラインアンサンブルも計画中なので、どうぞチャンネル登録よろしくお願いします!
 
 
 
🌸今だからやってみた⑧ラフマニノフ
 
練習できる時間は相当増えました!
わたしの場合は、いつもスケジュールとにらめっこしながら、近々の公演プログラム曲とさらう時間のかかる曲を、練習できる時間から逆算しながら本日の練習メニューを決めているのですが、4〜6月と公演予定がとんでしまったので、ずっと気を張っていた夏のある公演プログラムに本腰を入れて取り組んでいます。
 


 
数年前に、たまたま室内楽アンサンブルの練習を耳にしてくださったオーケストラ団長から、中城ジュニアオケ40周年の記念公演での協奏曲を弾かないかとお声がけいただき、ふたつ返事でやります!!と言ったものの、演目を聞いて立ち竦みました。
 
8月2日に中城ジュニアオーケストラとラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏します。
 
わたしには、【これをフルで、コンサートで弾けたのなら、ピアノやめてもいい!】という作品が2つあって、そのうちの1曲がこのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番です。
大好きすぎる作品です。好きすぎて震えるくらいです。
踏み込んで言うと、大好きで弾いてみたい作品ではあるのだけれど、わたしの身体条件やレパートリーから考えても、(わたしが弾かなくてももっと似合う誰かが弾いたらいい)と思っている作品で、でも何より大好き過ぎる・・・という、伝わりますか、この気持ち!
 
 
 
やるからには、絶っっっ対に納得できる演奏がしたい!!のです。
この作品に対しては、わたしこそが!という愛と信念とアイディアをもっています。
どうか夏には安心して開演できますように、今は一途に向き合っています。
 
♪♪
 
今だからやること・・には、自分自身の興味や心理が濃く出ていて、今の自分の姿を客観的にみてみると非常におもしろいです。
同時に、わたしの周りの方々がどうしているのかと言葉を交わすのもおもしろいのです。
 
令和時代に生きているんだなあ。
 
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