イノック・アーデンと前期試験

演奏後記

今週はとくにたくさんの音を弾いた1週間でした。

○ イノック・アーデン終了

ピアニスト新崎誠実コンサート2019年7月15日

一人語り×ピアノの「イノック・アーデン」終了いたしました。

公演前日のリハーサルでは、植田研一さんの圧巻のパフォーマンスと、久保深樹さんの熱量のこもった演出力に刺激をうけながら、演奏していました。言葉と音とのライブ感が最高!

(会場リハ。植田さんと久保さん。集合写真を撮り忘れてしまった・・!)

本番も会場全体と一体になって物語の世界にひたれた時間となった気がします。
公演をつくるのは、演者と聴衆すべての人なのだとあらためて感じました。

ありがとうございました!

 

○ ドイツロマン派

リヒャルト・シュトラウスのイノック・アーデンは、登場人物のテーマや場面のモチーフが明快で、楽譜にかかれた言葉と照らし合わせると易しいパズルのようにするすると解けていきます。

これはおもしろいなと作品のことを調べていると、この曲が、ある音大の伴奏法での課題にもなっているらしいと知りました。
リートのようでいて、リートよりも(ピアニストにとっては)表現の自由が高いので、これはなるほど、ナイスだなあ!

あとは、声楽家のリサイタルプログラムに入っていたりも。

これからも大事なレパートリーとして演奏していきたいなと思います。

 

 

○ 前期試験も終了

本日は沖芸大の弦楽器の前期試験、今回は4名の伴奏でした。
みなさん、素晴らしい熱演でした!

曲は、
スペイン交響曲1楽章(ラロ)、スコットランド幻想曲2,3楽章(ブルッフ)、
ヴァイオリンソナタ第1番(サンサーンス)、デュオコンチェルタント(ストラヴィンスキー)

でした。曲をご存知でしたらいわずもがな・・・あらさき、がんばりました。

大学での伴奏(アンサンブル)は、本番ももちろんですが、それ以上に事前の合わせに時間や気の重点がおかれているので、普段の演奏本番とは一味違った心持ちです。

いやー、演奏って奥深い!!音楽ってたのしい!!

一生勉強、最高です!

 

○ こどもたちは夏休みの時期に

気がつけば、こどもたちは夏休みに入ったようです。
今年の夏は、わたしもまだまだ暑いイベント目白押しです。

すかっと爽快な夏を、音を、紡いでいくぞう。

 

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