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10月になりましたね。
 
なんと、ここでブログをはじめて6年だそう(驚)
 
わたしがかつて、師から学んで印象的だったことのひとつに、
『変化に敏感に』 ということがあります。
自分に似合う髪形や服装が、時と共に自然に変化していくように、
 
奏法も表現も、自分の変化を的確に捉えていないと、とたんにちぐはぐし始めるので、心身や環境の変化に柔軟に、丁寧に音楽と自分と向き合うこと、と。
 
 
先日、データの整理をしていたら、過去コンサート前の決意表明みたいなメモが出てきたのだけれど、その迫力に圧倒されてしまいました。
若さ、で処理するには違う、なんか覚悟のような、なんか。
そこからつながって今にいたっているはずだけれど、とりあえず当時の自分に驚きました。
 
 
演奏そのものに対しては、いつも注意深く変化を汲み取ろうとしているけれど、日常の変化は、どこか日常のなかにながれてしまっている部分もあるのだろうなと、
 
しぜんに、構えず、でも敏感に。
そんな繊細さと柔軟さをね、もう一度見詰めなおそうと思って。
 
 
 
そんな話。
 
 
 
日記をつけていた頃は、毎日必然的に”きょうの練習”みたいな内容で、結局同じことばかりの変わり映えのしないものな気もしていたけれど、もしかするとそこにヒントがあったのかしらとか思って、最近また日記をはじめました。
 
 
ここでブログをはじめてからは、演奏会のお知らせと演奏後記は、ずっと同じように書いてきたつもりですが、
やっぱりどこか時とともに変化していて、
はじめのほうから見てくださっている方には、そんな部分も見えていたりするのかな、どうかな。
 
 
 
と、
そんなことをひとしきり考えて楽譜を眺めると、
いつもとは違う風景がみえてくるもので、
なんだろう、やっぱり愛おしいものですペンギン
 
 
そんな話足あと
 
 

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