先月cite universitaire de paris, 日本館グランドサロンでのコンサートの様子を。
19時ジャストにはじまった洋実のソロ
ひさしぶりに聴く洋実の演奏は、以前に増して一直線で芯が通っていました。
音のたくましさにしなやかさも加わったのは留学の成果かな
ショスタコーヴィチのプレリュード・フーガの孤高の世界観は圧巻でした。
2曲目からはお客様もぞくぞくいらっしゃり、わたしのソロがはじまるころには会場もいっぱい。
わたしはオール・ドビュッシー・プログラム
このグランドサロン、実は留学修了時にリサイタルをさせていただいたステージでもあり、帰ってきた喜びを感じながらの演奏でした。
わたしはドビュッシーを弾いているときは、他とは違う高揚した気分でいるのですが、この日も例に漏れず。
留学時、国籍の違う仲間同士でフランス音楽について語り合ったことがあり、それぞれのアイデンティティで奏でられるそれの違いについて大いに盛り上がったことがありました。
そのときの仲間もかけつけてくれました!
そしてわたしは、うちなんちゅ全開のドビュッシーを。
演奏後、その仲間たちが「おもしろかった、エキサイティングだった」と評してくれたことがまた面白かったです。
アンコールは連弾
ひさしぶりに洋実との演奏
これまで感じていた安心感というよりは、いち音楽家同士としての歩み寄り、に焦点が定まってきていることにお互いの大きな進歩を感じました。
♪
フェットもさいごまで盛り上がりました
日本のお菓子に、ちんすこう、また日本館長さんが焼きたてのキッシュを差し入れてくださいました。とてもおいしかったです!
お世話になった日本館長さま、スウェーデン館長さま、お越しくださいましたたくさんの皆様、本当にありがとうございました!!
あとから聞いたはなしで、この日聴きにきてくださっていたフランス人男性がわたしのドビュッシー奏法が気に入ったようで、日常のいろんなタイミングで真似しているんだって。笑
たしかに独特な奏法をいくつもしているけれどね(・・。)ゞ
素敵なパリの夜でした
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